2014/04/05.Sat

小鯨山

3日は前日のチリ大地震による津波、当日朝の地元地震とダブル不安デー。
大槌町小鯨山登山の日程はそんな日に大当たりだった。

登り口付近は三陸道路のための土木工事が進み、大型車両が行き交う。
マダケ(おそらく)が繁茂していて、内陸との違いを実感する。
「このタケノコはもっと食べるべきです!」と力説してみた。
以前は竹籠を編む人が地元に何人かいて、それを漁業に使ったそうだ。
今はプラスチック籠を使うため竹籠は消え、籠編みをする人もいなくなったそうだ。

伐採跡地をゆっくり登る。
暑い。
この季節なのに汗をかく。
ハシバミの花が満開だ。
ヒオドシチョウRIMG0665
冬越しを終えたヒオドシチョウ(だよね。)が出迎えてくれた。

頂上につくと視界が広がり、海を一望できた。
大槌RIMG0666
霞んでいてわかりにくいが、中央付近の白波の見える所が浪越海岸だ。
左に見えるのが船越半島。

のんびり昼食をとっていると、後ろからクマタカが鳴く声が聞こえた。

再度一望。
やませRIMG0668
船越半島に傘雲がかかっている。

下っていく途中で何やら気配を感じると、そこの木には
フユシャクRIMG0673
フユシャク♂が貼りついていた。
背景が擬木でないフユシャク写真を始めて撮った。

今回の登山は娯楽ではなく、研修である。(ということにしている。)

大槌の更地に家が建ち始めた。
売地の看板が立っているところもある。
うーん、また津波がきたらひとたまりもないだろうに。
エアコン室外機が何台もついているのは、おそらくオール電化、そうでなくても暖房を電力で賄うのだろう。

もう仮設の生活はうんざり、一刻も早く家を再建して住みたい、という気持ちは当たり前だ。
そうは言っても資金に限りがある。
補助金があるとは言え、100%新しい家を建てられる金額には程遠い。
導入コストを少しでも安くして、かつ面倒が少ないとなればエネルギーの選択肢は電気になるのだろう。
が、長い目で見たとき、いかがなものか?
電気代は上昇する一方だし、国内的には電力会社のいいなり社会に、国際的にはエネルギー輸出国のいいなり社会になる。
でももう仮設の生活はうんざりなのよ。
一刻も早く家を再建して住みたいのよ。
ムシ | Comments(0) | Trackback(0)
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