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2012/05/03.Thu

大槌の「鎮魂の森」

少し前の報道に、大槌町で瓦礫を使って盛り土し、その上に植樹する、という活動が載っていた。
【岩手日報】震災がれき使い防潮堤 大槌「鎮魂の森」 5月1日

頭の中にがいっぱい。

まず、高さ5m幅15mという盛り土の構造。
以前、少々土木に関わっていたとき、道路の盛り土の勾配は1割5分=高さ1mならば幅が1.5mだった。
(ただし土質が岩のときは8分まで急にすることができる。)
写真を見た雰囲気では天場の幅が5mはありそうなので、勾配は1割になる。
瓦礫を岩とみるのか、そのあたりは不明だが、1割の勾配って、45度の傾斜だから、登るには相当きつい。
膝の悪い私ならば、手を使ってヨロヨロ喘ぎ喘ぎだろう。
瓦礫の森

更に、植えている16種の樹木が、分かる範囲ではタブノキ、シラカシ、ヤマモミジ。
偉い先生が指導しているらしいので、素人の口を出す範疇ではないが、やはり
(そういえば、大昔この先生の著書を参考に植生調査をしていた記憶がうっすらと…。)
岩手県の沿岸部ってそんなにタブノキやシラカシが優勢していたっけ?
おそらく日本生態学会第59回全国大会で発表された調査に基づいているのだろうが。
吉里吉里に大阪から来ていたボランティアのおんちゃんが、
「岩手の山はほんまにきれいや。落葉樹っていいねぇ。」
と話していたのが印象的だった。
タブノキやシラカシの林って暗くて好み的にはあんまり

知人の話では、県内でタブノキの苗を作っているところはおそらくないだろう、と。
つまりどこか離れた地域で育成された苗を買ってきて、大槌に植えている訳だ。
うーむむむ。
近年、遺伝子のかく乱が問題となっているが、そういう心配はないか?
隠れ湖沼にブラックバスを放っちゃうのと同じにならないか?
沿岸部は「絆のサクラ」とかいろいろ暖かい支援を受けているが、地元本来の植生がどんどん遠のいている感じは否めない。

瓦礫を積み上げて利用するのや、植林するのは良いことだと思う。
タブノキやシラカシほど生長は早くないだろうが、近くの山から苗を採ってきて植えることはできないのだろうか。
そして、助成額のうち、県外の苗屋さんに支払う分が、山採りする人への人件費に回ったら嬉しいな。
延長50mのモデルケースだそうだから、今後は県内の研究者の意見なども聞いて良い方向に発展させて欲しい、と一介の県民はつぶやくのでした。

ボヤキ | Comments(1) | Trackback(1)
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