2007/07/18.Wed

尾瀬・至仏山

7月の3連休は毎年恒例、古い仲間が集まって、山に行く。

今年は桧枝岐集結。

体調の悪い人、仕事の都合がつかなかった人で数人の欠席が出たが、それでも夫婦おそろいの3組を含め、13名が参加した。

が、おりしも「かつてない」規模の台風襲来。

桧枝岐での祝再会酒宴の中で、当初の目的ヒウチ登山を希望する人がいない。

実は、私はコースタイム4時間と知って、計画段階でヒウチ脱落宣言をしていた。

でも、せっかくそこまでいくのなら、と一人で至仏山登山と尾瀬散策をすることに決め、宿も手配する。

さて、翌朝はザアザア振りではないが、登山するには少々臆するショボ雨模様。

でも、しっとりと濡れた湿原風景は風情があって、散策するには悪くなかった。

←ニッコウキスゲとコバイケイソウ

賑やかに尾瀬沼まで行き、東岸ビジターセンター前で一人別れ、尾瀬ヶ原に向かった。

その後は、台風の影響か、連休とは思えない人出で、静かな平ら道歩き。

咲き始めのニッコウキスゲ、湿原の中のトキソウ、サワランの花、カキツバタ、ヒツジグサ・・・いやあ、良かった。

←トキソウ

宿のある山の鼻には予定より大分早く着いたが、足は十分によれよれだった。

宿はやはり台風の影響でかなりキャンセルが出たらしく、6人部屋満タンの覚悟が、私ともう一人しかいなかった。

相部屋は、趣味で風景写真を撮っている、初老の品の良い方。

初対面なのにウマが合って、夕飯に岩魚のお刺身をご馳走になり、布団の中での話も弾みました。

翌朝は、次はぜひ盛岡に来ていただくことをお願いし、「台風はどうした?」降水率0%の至仏山へ。

これまた、人のほとんどいない静かな山行である。

森林限界を過ぎるとほどなくハクサンコザクラとご対面。

そして、しばらくゆっくり登っているとついに登場「オゼソウ」


高さ10cmほどの、地味だけど気高い花だ。
その後はホソバシュロソウやミヤマシオガマ、ホソバヒナウスユキソウなどのお花畑の中の道を歩く。

頂上はどこから湧き出たのか結構人がいた。

下りもゆっくりペースで、花を見逃さないように降りる。

そろそろ足が限界のとき、丁度鳩待峠に出た。

ここから戸倉までは、人さえ集まればマイクロで送ってくれる。

このマイクロの中で初めて柏崎の地震のことを知った。

亡くなった人もいるというのに、何とお気楽な自分であることに肩身が狭い。

戸倉からは沼田までのバスを待つ。

本当は上毛高原行きのバスにしたかったが、地震の影響で新幹線が動くかどうか。

バス停で、この先の行程を考えていると、前に乗用車が停まり、「どこまで行くんですか?」と。

下っているとき、私の前になり、後ろになり、花の写真を撮っていた人だ。

http://www.geocities.jp/fuusan21/

ご好意に甘えて新前橋まで同乗させていただいた。

おかげで、小田原の実家には暗くなる前に着くことができた。

久しぶりに実家に帰ったことで、軽ーい親孝行をしたような気もしたが、1宿2飯のたかりともいえる。


振り返って、旧交を温め、そして新しい知己を得た旅だった。


昨日は昼までに盛岡に戻り、そのまま事務所で会計監査を受け、無事終了しました。

一応仕事もしているよ。


2009年5月以前 | Comments(0) | Trackback(0)
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